Krita/ja: Difference between revisions

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|[[Image:Snapshot krita tysontan.png|thumb|250px|'''Krita''' 2.4 の、右クリック クイック アクセス リングが表示された状態 -- イラストの作者: [[User:TysonTan|Tyson Tan]]]]||[[Image:Krita64x64logo.png|64px|right|Kritaロゴ (2.4時点)]]'''Krita、KDEのデジタル彩色・描画アプリケーション'''
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Kritaはデジタルペインティング、コンセプトアート、漫画、テクスチャ作成などの用途を想定し設計されました。豊富な機能と人間工学に適い、かつ柔軟なユーザーインターフェイスが搭載されています。
|[[Image:Snapshot krita tysontan.png|thumb|250px<span class="mw-translate-fuzzy">
|'''Krita''' 2.4 with right-click quick access ring shown -- painting by [[User:TysonTan|Tyson Tan]]]]||[[Image:Krita64x64logo.png|64px|right|Krita Logo (as of 2.4)]]'''KDEデジタルペインティング&ドローイングアプリケーション Krita'''
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デジタルペインティング、コンセプトアート、コミックス、テクスチャ作成などの用途に設計されました。豊富な機能と、人間工学にかない、かつ柔軟なユーザーインターフェイスが搭載されています。
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最新情報はKritaオフィシャルサイトをご覧ください: [http://krita.org Krita.org]
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開発アップデートの情報はKritaのオフィシャルサイトをご参照ください。:[http://krita.org Krita.org]
== Kritaマニュアル  ==
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'''Krita'''に関して疑問がありますか? もっと深く知りたいですか? ぜひ[[Special:MyLanguage/Krita/Manual|Krita 2 マニュアル]]を読んでください! また[https://jp.krita.org/ Kritaのサイト]には次期バージョンであるKrita3の情報があります。


== 前書き ==
== イントロダクション ==


'''Krita''' はデジタルペインティング、画像編集、コンセプトアート、コミックス、テクスチャ作成、といった用途に適した、無料でクロスプラットフォームな創作アプリケーションです。現実の画材や工程を模してデザインされていますが、レイヤーやフィルター、ペクターパス描写、タイポグラフィーといった機能や、統合されたカラーマネジメント補助機能も搭載されています。 '''Krita''' は[[Special:myLanguage/Calligra|Calligra]] プラットホームを基盤とした[[Special:myLanguage/An introduction to KDE|KDE]] アプリケーションです。
'''Krita''' はデジタルペインティング、画像編集、コンセプトアート、コミックス、ゲームアートもしくは 3D モデルのテクスチャ作成、といった用途に適した、無料でクロスプラットフォームな創作アプリケーションです。現実の画材や工程を模してデザインされていますが、レイヤーやフィルター、ペクターパス描写、タイポグラフィーといったデジタル・アーティストが求める機能や、統合されたカラーマネジメント補助機能も搭載されています。 '''Krita''' は[[Special:myLanguage/Calligra|Calligra]] プラットホームを基盤とした[[Special:myLanguage/An introduction to KDE|KDE]] アプリケーションです。


=== 特徴 ===
=== 特徴 ===


* Drawing and painting oriented design
* 描いたり塗ったりという日常的な作業をより快適にするため、アーティストを念頭に置いてデザインされています
 
* カラーホイール、カラー履歴、お気に入りのブラシ等を内蔵したユニークな「アーティスト・パレット」を右クリックで利用できます。


* Right-click quick access to color wheel, color history and favorite brushes
* 多様で高度な設定が可能なブラシ・エンジンによって自然媒体の模倣、あるいは新たな独自のブラシ・ストロークを創作することが出来ます。


* Highly adjustable brush system
* 不透明度調整機能はもちろん、乗算、オーバーレイ、スクリーンその他の多彩なレイヤーモードが使え、それぞれのモードは細かく調整することができます


* Layers with various mixing options, including multiply, overlay and opacity control
* ベクターレイヤーをサポートしており、複雑なパスやカーブ、テキスト状のオブジェクトを作成・編集できます


* Can create vector layers with complex objects and editable texts
* オートセーブができます (保存間隔は1分以上)


* Supports autosave
* ツールバーやショートカット、ドラッグ&ドロップで動かせるパネルをユーザがカスタマイズすることができます


* Customizable toolbar, shortcuts and drag-and-drop panels
* GIMPやAdobe Photoshopの形式を含む、多くのフォーマットをサポート


* Wide range document formats support, including GIMP and Adobe Photoshop
* 内蔵されたカラーマネージメントシステムはRGB、CMYK、L*a*bなどの色空間変換に対応しています


* Built-in color management system, supports color space conversion, RGB, CMYK and L*a*b, etc.
* OpenShiva、Python、 Ruby scriptsによる拡張が可能


* Extensible through OpenShiva, Python or Ruby scripts
* 多くのGNU/Linux ディストリビューション, FreeBSD, Microsoft Windows そして Mac OSXに対応するクロスプラットフォーム


* Cross-platform, supports various GNU/Linux distributions, FreeBSD, Microsoft Windows and Mac OSX
== インターフェイス ==


== Interface ==
'''Krita'''はたいへん柔軟でユーザーフレンドリーなインターフェイスを持っています。ツールバー、キーボード・ショートカット、さらに移動可能なタブもしくはドッカー内の特別なツールなどほぼすべてのインタフェースが個人やチームの特別な需要に適合する形にカスタマイズ可能です。ドッカーはドラッグ・アンド・ドロップによってスクリーン上を移動させる事が可能なパネルです。個別のタスクに合わせてカスタマイズされた環境でこれらのツールを利用するのに時間を必要としません。ワークスペースそれぞれに名前を付けて保存し、後でまた使うことが可能です。右クリックでアクセスできるアーティスト・パレットとの組み合わせによって、アーティストはプロジェクトによる物か自身の作業上必要な物かを問わず、必要な物を区別せずに利用する事が出来るようになります。


'''Krita''' has a highly flexible and user-friendly interface. It grants users the liberty to customize its toolbar, shortcuts and specific tool options via drag-and-drop dockable tabbed-panels. A nice right-click splash ring enables quick access to color selector, color history and favorite brush sets, providing a convenient and immersive<!--This is not a typo.--> user experience. Customized workspace can be saved and loaded according to different tasks.
=== ツールバー ===


=== Toolbars ===
Kritaでは右クリックで簡単にツールバーをカスタマイズできます。Kritaには「ファイル類」ツールバーと「ブラシ類」ツールバーの2つのツールバーがあります。あらゆる機能のツールバーへの追加と削除が可能で、テキスト位置やアイコンのサイズ、並びの変更も可能です。ボタンのテキストは変更可能で、さらにお望みのアイコンに変更することでオーバーラップさせることもできます(要KDE plasma workspace )。ツールバーのカスタマイズ時には、機能リストを検索することができます。


Krita allows users to easily right-click and customize its toolbars. There are two toolbars in Krita: "Files" toolbar and "Brushes and Stuff" toolbar. You may add or remove whatever functions of the toolbars, change text position, icon size and ordering. Texts on the button can be changed or even overlapped by assigning any desirable icons to them (with KDE plasma workspace installed). While customizing toolbars, the function list is searchable.
=== ショートカット ===


=== Shortcuts ===
Kritaの強力な機能の一つに、ショートカットキーを設定・解除できる点があります。ある機能に対して元々存在するショートカットに加え、ユーザが別のショートカットを設定できます。ショートカット設定のコマンドリストは検索可能で、また衝突しているコマンドがあればすぐに知らせます。


Shortcuts can be easily modified in Krita. You may assign a main shortcut and also an alternative shortcut to a single command. While customizing shortcuts, the command list is searchable. User will be notified for conflicting commands.
Kritaのショートカットキーは、あなたの作業を効率化するものや他のソフトウェアを模したものに、あるいはその両方にも設定できます。


=== Dockers ===
=== ドッカー ===


Dockers are tool option panels which can be drag-and-dropped in Krita. You may put them wherever you want and resize them horizontally and vertically. Multiple dockers can be grouped in a shared space and switch between them by tabs. By right-clicking on the title area of any panels you can easily add or remove panels from a complete list. A docker can also be collapsed to save space while not used.
ドッカー(Dockers)はいくつかのツールをまとめて載せた移動可能なパネルです。分かりやすいドラッグ&ドロップ操作で画面上で動かすことができ、キャンバスの上に直接浮かべたり、あるいはドッキングエリアのいずれかにドッキングさせることができます。ドッカーは水平/垂直方向に大きさを変えることができます。複数のドッカーはスペースを共有する形でグループ化でき、それらはタブをクリックして切り替えることが可能です。パネルのタイトル部分を右クリックすることで、ドッカーの全リストから選んで追加したり、ドッカーの削除を行うことができます。スペースを稼ぐために、使用していないときには左上の下矢印をクリックしてドッカーを畳むこともできます。


=== Palette ===
=== パレット ===


There are two kinds of palettes in Krita: the ordinary palette for color presents which is a docker, and the not-so-ordinary palette for quick access to color selector, color history and favorite brushes. This quick access palette can be called up by right-clicking anywhere on the canvas, which liberate the artist from interruption in switching among colors and tools, thus provides an immersive user experience. Favorite brushes can be added to the palette by clicking on the toolbar button <menuchoice>Save to Palette</menuchoice>.
Kritaには2種類のパレットがあります。ペイント&ドローイングソフトではお馴染みの、よく目にするタイプのプリセットのカラーパレット(カラープリセットドッカー)と、カラーセレクター、カラーヒストリー、お気に入りのブラシにクイックアクセスが可能な斬新な「アーティストパレット」です。このパレットはキャンバス上を右クリックすることで呼び出すことができるので、色の変更やツールの切り替えの煩わしさから解放され、作業により集中できます。タグで区分けされたブラシセットから選ぶだけでなく、<menuchoice>パレットに保存(Save to Palette)</menuchoice>ボタンをクリックすることでお気に入りのブラシをパレットに追加することもできます。


=== Brush System ===
=== ブラシ システム ===


Krita has a powerful and highly adjustable brush system modeled on various existing real-world drawing tools. In brush settings different genre of tools are grouped separately, each of them has tens of specified options which allow artists to adjust them throughly. On the right-side area of the brush setting window is a sketchpad to test the current brush settings, you may assign any background color and gradient to the sketchpad by clicking the icons below it.
Kritaには、現実の画材をモデリングした強力で高度にカスタマイズ可能なブラシが搭載されています。ブラシ設定パネルでは、ブラシはタイプごとに並べられていて、それぞれが多彩な設定項目を持っているため、ユーザーは心行くまで調節することができます。ブラシ設定ウインドウの右にあるスケッチパッドでは、現在のブラシの設定で試し書きができます。その下に設置されたアイコンをクリックすることで、スケッチパッドの背景色を設定したり、グラデーションを設定することができます。


While using the brush tool ("Paint with brushes" in toolbox), you may change brush size by holding <keycap>Shift</keycap> and drag brush-tip horizontally on the canvas. By holding <keycap>Ctrl</keycap> you temporarily switch to color-picker. By holding middle-mouse button you can move canvas. Right-click for quick palette. Quick sliders of Opacity, Flow and Size can be found on Krita's brush toolbar, while only two can be shown at the same time, you may click the plus button on the right to switch between different sliders.
ブラシツールを使用(ツールボックスの「ブラシで描く(Paint with brushes)」を選択)している時は、キャンパス上で<keycap>Shift</keycap> を押しながら水平方向にドラッグすることで、ブラシサイズをかえることができます。<keycap>Ctrl</keycap>を押している間は一時的にカラーピッカーに変わります。マウスホイールをクリックしているときはキャンバスの移動になります。右クリックで クイックパレット。ツールバーにブラシの不透明度と流量の2つのスライダーを目にするかも知れませんが、ここには同時に2つまでしかスライダーを表示できません。スライダーを別のものに変更したい時はスライダー右の三角をクリックし、現れた一覧のプラスボタンをクリックすることで変えられます。


==== Stable Brushes ====
==== 安定版ブラシ(Stable Brushes) ====


# Pixel (Normal) brushes
# ピクセルブラシ(Pixel Brush) (デフォルトのブラシ)
# Smudge brushes
# ぼかしブラシ(Smudge brush)
# Duplicate brushes
# 複製ブラシ(Duplicate brush)
# Filter brushes
# フィルター ブラシ
# Hairy brushes
# 髪の毛ブラシ(Hairy brush)
# Hatching brushes
# ハッチブラシ(Hatching brush)


==== Experimental Brushes ====
==== 試験版ブラシ(Experimental Brush) ====


# Chalk brushes
# チョーク ブラシ
# Color Smudge brushes
# カラーぼかしブラシ(Color Smudge brush)
# Curve brushes
# カーブブラシ(Curve brush)
# Deform brushes
# 変形ブラシ(Deform brush)
# Dyna (Dynamic) brushes
#ダイナ(ミック)ブラシ (Dyna brush)
# Experiment brushes
# エクスペリメントブラシ(Experiment brush)
# Grid brushes
# グリッドブラシ(Grid brush)
# Particle brushes
# パーティクルブラシ(Particle brush)
# Sketch brushes
# スケッチブラシ(Sketch brush)
# Spray brushes
# スプレー ブラシ


<!--
<!--
Place holder
Place holder


=== Color Selector ===
=== 色セレクター ===
 
 
=== Layer Mixer ===
=== レイヤー ミキサー ===
 
 
=== Filters ===
===フィルター ===
 
-->
-->


== Supported File Formats ==
== 対応するファイル形式 ==
 
下記のファイル形式は直接Kritaで開くことができます。しかし、直接セーブができるのはネイティブサポートの形式のみです。ネイティブサポートされていない形式のファイルを保存するときはエクスポートを使用してください。ご使用のOSや環境によっては動作しない形式もあります。
 
=== ネイティブでの読み込みと保存に対応するファイル形式===
 
# Krita 文書 (.kra)
# OpenRaster Archiving 画像 (.ora)
# PPM 画像
# PGM 画像
# PBM 画像
# PNG 画像
# JPEG 画像
# Windows BMP 画像
# XPM 画像
# XBM 画像
# TIFF 画像
# EXR 画像
 
=== インポートとエクスポートに対応するファイル形式===


The following file formats can be opened directly by Krita. However, you can only save directly to native supported formats. Use export to save files in formats which are not natively supported. Depending on your operating system and building environment, some file formats may not be supported.
# Open Document Drawing 
# Photoshop 画像 (.psd)
# GIMP 画像 (.xcr)
# PDF 文書
# GIF 画像
# Nikon NEF raw 画像
# Canon CR2 raw 画像
# Sony SR2 raw 画像
# Canon CRW raw形式
# Pentax PEF raw形式
# Sigma X3F raw形式
# Kodak KDC raw形式
# Minolta MRW raw形式
# Sony ARW raw形式
# Kodak K25 raw形式
# Kodak DCR raw形式
# Olympus ORF raw形式
# Panasonic raw形式
# Panasonic raw2形式
# Fuji RAF raw形式
# Sony SRF raw形式
# Adobe DNG 形式
# SVG形式
#圧縮SVG形式
# WMF形式
# Wordperfect / Drawperfect 形式
# Karbon14形式
# EPS形式
# PostScriptドキュメント


=== Native Load and Save ===
== Kritaの入手 ==


# Krita document (.kra)
'''Krita''' は [[Special:myLanguage/Calligra/Download|Calligra Suite]]の一部として、あるいは[https://jp.krita.org/download/krita-desktop// Kritaのウェブサイト]から入手できます。
# OpenRaster Archiving image (.ora)
# PPM image
# PGM image
# PBM image
# PNG image
# JPEG image
# Windows BMP image
# XPM image
# XBM image
# TIFF image
# EXR image


=== Import and Export ===
== 詳細情報 ==


# Open Document Drawing
* [http://krita.org/ Krita ホームページ]
# Photoshop image (.psd)
# GIMP image (.xcr)
# PDF document
# GIF image
# Nikon NEF raw image
# Canon CR2 raw image
# Sony SR2 raw image
# Canon CRW raw image
# Pentax PEF raw image
# Sigma X3F raw image
# Kodak KDC raw image
# Minolta MRW raw image
# Sony ARW raw image
# Kodak K25 raw image
# Kodak DCR raw image
# Olympus ORF raw image
# Panasonic raw image
# Panasonic raw2 image
# Fuji RAF raw image
# Sony SRF raw image
# Adobe DNG negative
# SVG image
# compressed SVG image
# WMF image
# Wordperfect / Drawperfect image
# Karbon14 drawing
# EPS
# PS document


== Draft Krita 2 Handbook ==
* [http://www.krita.org/faq Krita のよくある質問]


'''Krita''' needs a new handbook: the 1.6 handbook is completely obsolete. Please find the ongoing draft effort at [[Krita/Manual|Krita 2 Manual]] and help out with new content.
* [https://mail.kde.org/mailman/listinfo/kimageshop Krita メーリングリスト]


== Getting Krita ==
* [http://www.calligra.org/ Calligra Suite ホームページ]


'''Krita''' can be downloaded as a part of [[Special:myLanguage/Calligra/Download|Calligra Suite]].
* [irc://chat.freenode.net/#krita Kritaの開発とユーザーヘルプIRC チャンネル]


== More Information ==
* [http://forum.kde.org/viewforum.php?f=136 Krita ユーザーフォーラム]


* [http://krita.org/ Krita Homepage]
== ヒント、Tips、チュートリアル ==


* [http://www.krita.org/faq Krita FAQ]
==== ユーザーベース(UserBase)のチュートリアル ====


* [https://mail.kde.org/mailman/listinfo/kimageshop Krita Mailing list]
* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 1|チュートリアル 1]]


* [http://www.calligra.org/ Calligra Suite Homepage]
* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 2|チュートリアル 2]]


* [irc://chat.freenode.net/#krita Krita development and user help IRC channel]
* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 3A|チュートリアル: ブラシ]]


* [http://forum.kde.org/viewforum.php?f=136 Krita user forums]
* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 4A|チュートリアル: ピクセル ブラシ I]]


== Hints, Tips and Tutorials ==
* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 4B|チュートリアル: ピクセル ブラシ II]]


==== Tutorials on UserBase ====
* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 5|チュートリアル: カラーぼかしブラシ]]


* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 1|Tutorial 1]]
* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 6|チュートリアル: カーブブラシ・パーティクルブラシ・ダイナブラシ]]


* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 2|Tutorial 2]]
* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 7|チュートリアル: スケッチブラシ・髪の毛ブラシ・チョークブラシ]]


* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 3A|Tutorial: Brushes]]
* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 8|チュートリアル: ハッチブラシ・グリッドブラシ・スプレーブラシ・試験的なブラシ]]


* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 4A|Tutorial: Pixel Brushes I]]


* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 4B|Tutorial: Pixel Brushes II]]
==== 動画チュートリアル ====


==== Video tutorials ====
* [http://www.youtube.com/watch?v=738kyim12G0 Wacom Graphire 4 classic kubuntu Gutsy ubuntu debian] はどのディストリビューションのユーザーにとっても、タブレットのセットアップに役立つビデオチュートリアルです。


* [http://www.youtube.com/watch?v=738kyim12G0 Wacom Graphire 4 classic kubuntu Gutsy ubuntu debian] is a video tutorial that should help users of any distro in their setup of the tablet.
* [http://www.youtube.com/watch?v=Ngov6Xh8Zew コンポジションドッカー入門]


* [http://www.youtube.com/watch?v=Ngov6Xh8Zew Introduction to the Compositions Docker]
* [http://www.youtube.com/watch?v=wnol3izUXvA ブラシマスク作成のチュートリアル]


* [http://www.youtube.com/watch?v=wnol3izUXvA Brush mask creation tips]
* [http://www.youtube.com/watch?v=IneodMMWdZg ブラシ サイズの変更]


* [http://www.youtube.com/watch?v=IneodMMWdZg Changing the brush size]
* [https://www.youtube.com/c/gdquest GDQuest's video tutorials]


==== Comics with Krita DVD Tutorial ====
==== コミックとチュートリアルDVDのセット ====


* [http://www.youtube.com/watch?v=FiOvekdqC9Q Interface]  
* [http://www.youtube.com/watch?v=FiOvekdqC9Q インターフェイス]  


* [http://www.youtube.com/watch?v=c7fPGrpwtWg Frames]  
* [http://www.youtube.com/watch?v=c7fPGrpwtWg 枠線]  


* [http://www.youtube.com/watch?v=yg74sKO8uz0 Sketch]
* [http://www.youtube.com/watch?v=yg74sKO8uz0 スケッチ]


* [http://www.youtube.com/watch?v=lslR6jlU4zE Ink]
* [http://www.youtube.com/watch?v=lslR6jlU4zE インク]


* [http://www.youtube.com/watch?v=ecPfsjbtgEw Color]
* [http://www.youtube.com/watch?v=ecPfsjbtgEw ]


* [http://www.youtube.com/watch?v=Tmm747kSqNA Export]
* [http://www.youtube.com/watch?v=Tmm747kSqNA エクスポート]


[[Category:Graphics]]
[[Category:Graphics/ja]]
[[Category:Office]]
[[Category:Office/ja]]

Latest revision as of 09:48, 24 February 2018


Krita 2.4 の、右クリック クイック アクセス リングが表示された状態 -- イラストの作者: Tyson Tan
Kritaロゴ (2.4時点)
Kritaロゴ (2.4時点)
Krita、KDEのデジタル彩色・描画アプリケーション

Kritaはデジタルペインティング、コンセプトアート、漫画、テクスチャ作成などの用途を想定し設計されました。豊富な機能と人間工学に適い、かつ柔軟なユーザーインターフェイスが搭載されています。

最新情報はKritaオフィシャルサイトをご覧ください: Krita.org

Kritaマニュアル

Kritaに関して疑問がありますか? もっと深く知りたいですか? ぜひKrita 2 マニュアルを読んでください! またKritaのサイトには次期バージョンであるKrita3の情報があります。

イントロダクション

Krita はデジタルペインティング、画像編集、コンセプトアート、コミックス、ゲームアートもしくは 3D モデルのテクスチャ作成、といった用途に適した、無料でクロスプラットフォームな創作アプリケーションです。現実の画材や工程を模してデザインされていますが、レイヤーやフィルター、ペクターパス描写、タイポグラフィーといったデジタル・アーティストが求める機能や、統合されたカラーマネジメント補助機能も搭載されています。 KritaCalligra プラットホームを基盤としたKDE アプリケーションです。

特徴

  • 描いたり塗ったりという日常的な作業をより快適にするため、アーティストを念頭に置いてデザインされています
  • カラーホイール、カラー履歴、お気に入りのブラシ等を内蔵したユニークな「アーティスト・パレット」を右クリックで利用できます。
  • 多様で高度な設定が可能なブラシ・エンジンによって自然媒体の模倣、あるいは新たな独自のブラシ・ストロークを創作することが出来ます。
  • 不透明度調整機能はもちろん、乗算、オーバーレイ、スクリーンその他の多彩なレイヤーモードが使え、それぞれのモードは細かく調整することができます
  • ベクターレイヤーをサポートしており、複雑なパスやカーブ、テキスト状のオブジェクトを作成・編集できます
  • オートセーブができます (保存間隔は1分以上)
  • ツールバーやショートカット、ドラッグ&ドロップで動かせるパネルをユーザがカスタマイズすることができます
  • GIMPやAdobe Photoshopの形式を含む、多くのフォーマットをサポート
  • 内蔵されたカラーマネージメントシステムはRGB、CMYK、L*a*bなどの色空間変換に対応しています
  • OpenShiva、Python、 Ruby scriptsによる拡張が可能
  • 多くのGNU/Linux ディストリビューション, FreeBSD, Microsoft Windows そして Mac OSXに対応するクロスプラットフォーム

インターフェイス

Kritaはたいへん柔軟でユーザーフレンドリーなインターフェイスを持っています。ツールバー、キーボード・ショートカット、さらに移動可能なタブもしくはドッカー内の特別なツールなどほぼすべてのインタフェースが個人やチームの特別な需要に適合する形にカスタマイズ可能です。ドッカーはドラッグ・アンド・ドロップによってスクリーン上を移動させる事が可能なパネルです。個別のタスクに合わせてカスタマイズされた環境でこれらのツールを利用するのに時間を必要としません。ワークスペースそれぞれに名前を付けて保存し、後でまた使うことが可能です。右クリックでアクセスできるアーティスト・パレットとの組み合わせによって、アーティストはプロジェクトによる物か自身の作業上必要な物かを問わず、必要な物を区別せずに利用する事が出来るようになります。

ツールバー

Kritaでは右クリックで簡単にツールバーをカスタマイズできます。Kritaには「ファイル類」ツールバーと「ブラシ類」ツールバーの2つのツールバーがあります。あらゆる機能のツールバーへの追加と削除が可能で、テキスト位置やアイコンのサイズ、並びの変更も可能です。ボタンのテキストは変更可能で、さらにお望みのアイコンに変更することでオーバーラップさせることもできます(要KDE plasma workspace )。ツールバーのカスタマイズ時には、機能リストを検索することができます。

ショートカット

Kritaの強力な機能の一つに、ショートカットキーを設定・解除できる点があります。ある機能に対して元々存在するショートカットに加え、ユーザが別のショートカットを設定できます。ショートカット設定のコマンドリストは検索可能で、また衝突しているコマンドがあればすぐに知らせます。

Kritaのショートカットキーは、あなたの作業を効率化するものや他のソフトウェアを模したものに、あるいはその両方にも設定できます。

ドッカー

ドッカー(Dockers)はいくつかのツールをまとめて載せた移動可能なパネルです。分かりやすいドラッグ&ドロップ操作で画面上で動かすことができ、キャンバスの上に直接浮かべたり、あるいはドッキングエリアのいずれかにドッキングさせることができます。ドッカーは水平/垂直方向に大きさを変えることができます。複数のドッカーはスペースを共有する形でグループ化でき、それらはタブをクリックして切り替えることが可能です。パネルのタイトル部分を右クリックすることで、ドッカーの全リストから選んで追加したり、ドッカーの削除を行うことができます。スペースを稼ぐために、使用していないときには左上の下矢印をクリックしてドッカーを畳むこともできます。

パレット

Kritaには2種類のパレットがあります。ペイント&ドローイングソフトではお馴染みの、よく目にするタイプのプリセットのカラーパレット(カラープリセットドッカー)と、カラーセレクター、カラーヒストリー、お気に入りのブラシにクイックアクセスが可能な斬新な「アーティストパレット」です。このパレットはキャンバス上を右クリックすることで呼び出すことができるので、色の変更やツールの切り替えの煩わしさから解放され、作業により集中できます。タグで区分けされたブラシセットから選ぶだけでなく、パレットに保存(Save to Palette)ボタンをクリックすることでお気に入りのブラシをパレットに追加することもできます。

ブラシ システム

Kritaには、現実の画材をモデリングした強力で高度にカスタマイズ可能なブラシが搭載されています。ブラシ設定パネルでは、ブラシはタイプごとに並べられていて、それぞれが多彩な設定項目を持っているため、ユーザーは心行くまで調節することができます。ブラシ設定ウインドウの右にあるスケッチパッドでは、現在のブラシの設定で試し書きができます。その下に設置されたアイコンをクリックすることで、スケッチパッドの背景色を設定したり、グラデーションを設定することができます。

ブラシツールを使用(ツールボックスの「ブラシで描く(Paint with brushes)」を選択)している時は、キャンパス上でShift を押しながら水平方向にドラッグすることで、ブラシサイズをかえることができます。Ctrlを押している間は一時的にカラーピッカーに変わります。マウスホイールをクリックしているときはキャンバスの移動になります。右クリックで クイックパレット。ツールバーにブラシの不透明度と流量の2つのスライダーを目にするかも知れませんが、ここには同時に2つまでしかスライダーを表示できません。スライダーを別のものに変更したい時はスライダー右の三角をクリックし、現れた一覧のプラスボタンをクリックすることで変えられます。

安定版ブラシ(Stable Brushes)

  1. ピクセルブラシ(Pixel Brush) (デフォルトのブラシ)
  2. ぼかしブラシ(Smudge brush)
  3. 複製ブラシ(Duplicate brush)
  4. フィルター ブラシ
  5. 髪の毛ブラシ(Hairy brush)
  6. ハッチブラシ(Hatching brush)

試験版ブラシ(Experimental Brush)

  1. チョーク ブラシ
  2. カラーぼかしブラシ(Color Smudge brush)
  3. カーブブラシ(Curve brush)
  4. 変形ブラシ(Deform brush)
  5. ダイナ(ミック)ブラシ (Dyna brush)
  6. エクスペリメントブラシ(Experiment brush)
  7. グリッドブラシ(Grid brush)
  8. パーティクルブラシ(Particle brush)
  9. スケッチブラシ(Sketch brush)
  10. スプレー ブラシ


対応するファイル形式

下記のファイル形式は直接Kritaで開くことができます。しかし、直接セーブができるのはネイティブサポートの形式のみです。ネイティブサポートされていない形式のファイルを保存するときはエクスポートを使用してください。ご使用のOSや環境によっては動作しない形式もあります。

ネイティブでの読み込みと保存に対応するファイル形式

  1. Krita 文書 (.kra)
  2. OpenRaster Archiving 画像 (.ora)
  3. PPM 画像
  4. PGM 画像
  5. PBM 画像
  6. PNG 画像
  7. JPEG 画像
  8. Windows BMP 画像
  9. XPM 画像
  10. XBM 画像
  11. TIFF 画像
  12. EXR 画像

インポートとエクスポートに対応するファイル形式

  1. Open Document Drawing
  2. Photoshop 画像 (.psd)
  3. GIMP 画像 (.xcr)
  4. PDF 文書
  5. GIF 画像
  6. Nikon NEF raw 画像
  7. Canon CR2 raw 画像
  8. Sony SR2 raw 画像
  9. Canon CRW raw形式
  10. Pentax PEF raw形式
  11. Sigma X3F raw形式
  12. Kodak KDC raw形式
  13. Minolta MRW raw形式
  14. Sony ARW raw形式
  15. Kodak K25 raw形式
  16. Kodak DCR raw形式
  17. Olympus ORF raw形式
  18. Panasonic raw形式
  19. Panasonic raw2形式
  20. Fuji RAF raw形式
  21. Sony SRF raw形式
  22. Adobe DNG 形式
  23. SVG形式
  24. 圧縮SVG形式
  25. WMF形式
  26. Wordperfect / Drawperfect 形式
  27. Karbon14形式
  28. EPS形式
  29. PostScriptドキュメント

Kritaの入手

KritaCalligra Suiteの一部として、あるいはKritaのウェブサイトから入手できます。

詳細情報

ヒント、Tips、チュートリアル

ユーザーベース(UserBase)のチュートリアル


動画チュートリアル

コミックとチュートリアルDVDのセット